ORTでは、技術広報とナレッジマネジメントは強い繋がりがあると考えます。
これは、積み重ねてきた組織のナレッジが技術広報のコアとなる構造を持つからです。
この構造をご説明するためにはまず、技術広報の活動目的は何かを考える必要性がありますが、一般的に会社の規模やフェーズによって異なると考えられています。
シードやアーリーの時期では採用計画と同一になり、
ミドル期では自社の優位性や独自性を示す技術ブランド戦略と同一になり、
レイター期では文化の発信など企業ブランドの確立と関連付けられてきます。
どのフェーズにおいても特に採用とは密接な関係を持つため、「エンジニア採用のための技術広報」という位置付けがメジャーに感じる傾向があります。
しかしながら、技術広報という活動自体の本質は何かということを捉えると見方が変わってきます。
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